こまち動物病院ブログ

こんにちは、院長の福井です。
４月中頃までは天候不順が続きましたが、
ようやくポカポカ陽気になってきましたね

春は誕生の季節、子猫たちが生まれる時期です。
野良猫はエサだけあげて避妊去勢手術をしなければ、
どんどん増え続けて、かわいそうな結末を迎える子たちも少なくありません。

先週の土曜日、
「つくば市東光台の公園でまだ目も開いていない子猫が芝生の上を発見したがどうしたらいいか？」
との問い合わせがありました。

とりあえず連れてきてもらったら、まだ目も開いていない、へその緒のついた子猫が二匹。
おそらく生後１〜２日くらいで、そのまま放置されていたらまず亡くなっていたでしょう。
連れてきたいただいた方によると、３匹いたうちの１匹は見つけた段階で既に息を引き取っていたそうです。

連れてきた方もお家では面倒を見れない、とのことだったので当院で預かって人工哺乳することに。
幸い、哺乳瓶で上手にミルクを飲んでくれたのでスクスク成長して、１週間で体重が２倍（200g）になりました！

それにしても、母猫が芝生の上に子猫を放置していくとは思えないので、誰かが自分の家で生まれてしまった子猫を公園に捨てたのでしょう。
この時期の子猫は２〜３時間おきに授乳と下の世話をしないといけないので、育てるのが本当に大変です！！
せめて離乳までは母猫と一緒にいさせてくれたら、こんな手間をかける必要もないですし、小さな命を見殺しにした奴が許せません

当院にはすでに２匹の保護猫（ヨコちゃん＆ハンペン）がいますし、自宅では元保護猫で現在闘病中の「こまちまる」がいます。
スタッフたちもそれぞれ動物を飼っていて、なかなかこれ以上動物を飼うことが難しく、この子たちの将来は今のところ未定です。

もしこの子たちが順調に成長したら、大切に飼っていただける里親さんを募集いたします。
メスの三毛とオスのキジ白です。ご興味のある方は当院にご連絡ください



　〜　〜　〜　〜　お　し　ら　せ　〜　〜　〜　〜

GW中は、５月４日・５日は臨時休診とさせていただきます。
４月２９日、５月３日・６日は午前中予約診療のみです。
なお、GW期間中のホテルは満床となりました。

５月１５日・１６日・２３日は院長不在です。